「はたらく」こと。
その先には、多くの人たちの「暮らし」があり、それが「豊かな社会」へとつながっています。
タイム技研では、社員一人ひとりが自身の仕事を通じて
「サステナブルな成長や環境配慮を実現し、社会に貢献する」という想いを
大切にしています。
タイム技研は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、
事業活動を通じて当社のビジョンを実現することで、
SDGsの達成に貢献することを目指します。
タイム技研の事業活動は、すべてにおいて
「環境・経済・社会」に貢献するものであること――。
私たちは、創業時からこの精神を心に強く刻み続けてきました。
ものづくりにもサステナブルな価値が求められる時代だからこそ、
宣言の実現に向けより精力的に活動しています。
日本の山は戦後に植林された人工林が多く、健全かつ多様な機能を維持するためには、計画的な間伐などの森林整備が必要です。人の手が入らなくなった森は荒廃し、やがて死んでしまいます。
豊かな暮らしは、こうした資源によって支えられていますが、持続可能なものにするには、消費するだけでなく守っていかなければなりません。
当社はこうした信念のもと、創立25周年(2003年3月)を機に岐阜県関市武儀町の山林(約5万坪)を購入し、同エリアの名称を「21世紀創造の森」としました。
以来、地元の方々の協力を得ながら、休憩小屋や橋、散策路などを従業員たちで整備し、地域交流や憩いの場として活用していただくためのボランティア活動を行っています。
2017年3月に完成した大口町立北保育園の木造園舎には、「21世紀創造の森」の原木が多数使用されています。
「21世紀創造の森」は、地元の保育園の遠足や、NPO団体が開催する子ども向けの体験型・自然郊外学習の場としても利用されています。子どもたちは、森を散策して見つけた材料でオブジェを制作するなど、楽しみながら自然を体感する貴重な時間を過ごしており、昼食時に弊社が振る舞うカレーも、人気の一つとなっています。
本イラストは、障がい者の余暇活動を支援するボランティア団体「笑夢(えむ)」のアート作家、ひろピー氏によるものです。
「21世紀創造の森」プロジェクトに取り組む当社のイメージを、「優しさに包まれ、笑顔で暮らせる世界であってほしい」という、ひろピー氏の願いとともに、鮮やかな色彩で表現していただきました。
地域社会の一員としての任務を自覚し、国内外の文化・芸術分野を含めた社会貢献および慈善的寄付行為を行う目的として、1996年に「タイム技研社会貢献委員会」を設立しました。
その活動は地域社会から高い評価をいただき、さらなる期待を受けていたことから、2010年「一般財団法人 タイム技研社会貢献委員会」として財団法人化し、より充実した活動を行っています。