【新年あけましておめでとうございます】
タイム技研株式会社 代表取締役社長 河原好美より、新年のご挨拶を申し上げます。
あけましてあけましておめでとうございます。
皆様お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
およそ2年にも及ぶ新型肺炎感染症は、未だに終息する時期も読め
ませんが、幸いにも当社では、順調な受注状況を皆様のご努力の
お陰で乗り切ってこられました。
昨年より、半導体をはじめ、あらゆる部品が入手困難になる中での
受注増という、我々にとってこれまでに経験したことのない厳しい
環境が続いています。
毎日協力を惜しまず勤めてくださる社員の皆様と、日々懸命に部品
を納めてくださるすべてのお取引先様に、心からの敬意と感謝を申し
上げます。
世界中が長引く感染症のパンデミックに覆われる中で、多くの企業が
その存在意義や事業の目的を問い直すということを行っています。
私もあらためて当社の存在意義を問い直してみました。
タイム技研は、人々の暮らしを豊かにする、という社会的意義と同時
に、社員を幸福(しあわせ)にするという目的のために存在しています。
この幸福とは、経済的な安定や豊かさとともに、生きがいや働きがい
という人間としての心の豊かさも含まれています。パンデミックが続
く今、人々のライフラインを支える部品メーカーとして社員一丸となり
その使命を果たしてまいりましたが、心の豊かさというものの大切さを、
私は再認識いたしました。ただ、人それぞれの生き方や考え方があり、
心の豊かさを会社としてどのように求めていくべきものなのかを真剣
に考えました。
いくつかの辞書に、多くの知識を身につけることで得ることができる
心の豊かさが「教養」とありました。つまり、人生において教養を高
めることは、心の豊かさに繋がるということです。教養というと難しく
感じられるかもしれませんが、自分なりの人生観、倫理観、道徳という
ようなものと考えてもよいと思います。
いつの時代にも、豊かな心を持った社員が一人でも多くなれば、善い
社風が作られ、タイム技研に集う多くの人が、さらに豊かな人生をおく
っていただけるのではないだろうか。
そんな願いを込めて、今後は積極的に皆様と一緒に勉強し、教養を
高めていける環境創り、工夫をしてまいります。時間はかかりますが、
100年続く企業風土を作るべく努力してまいります。
最後に、皆様とご家族のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
タイム技研株式会社
代表取締役社長 河原好美