タイム技研株式会社




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「転んでみてわかるものもある」
毎日、この言葉を胸に刻んで
ものづくりと向き合っています。

村井善昌
メカトロニクス事業部
技術部
村井善昌
YOSHIMASA MURAI
2016年入社
【主な業務内容】ガスバルブの設計・開発
【仕事に対するモットー】仕事は明るく元気に。スポーツで鍛えた体力が強みです!
村井善昌

転職のきっかけは、自分がどこまでできるかという挑戦


――村井さんは中途採用で入社されたそうですが、タイム技研に興味を持ったきっかけを教えてください。
村井タイム技研のことは、転職フェアで知りました。「制御部品という、ちょっと変わったものを取り扱っている会社」というのが第一印象でしたが、それまでの仕事が生活インフラ系だったので、経験も生かせますし製品そのものへの興味もありました。

転職のきっかけとしては、「自分が設計でどこまでできるのか」を勝負してみたいと思っていたんです。前の会社は、親会社の影響力が強く、どうしてもプロジェクトの一部分しか携わることができなかったので……。
正直、組織に縛られて苦しんだこともありました。

ですので、タイム技研の「ものづくり」に対する積極的な姿勢に、とても魅力を感じましたね。
みんな、すごく一生懸命にものづくりをしている。活気もあるし、職場の雰囲気がいいなというのは、会社見学の時点で思いました。
実際、入社半年ほどでガスバルブの改造案件を任せてもらえましたし、現在は2つの開発案件を同時に進めています。
――中途採用の方には、社内に新しい刺激を持ち込んでほしいという期待もあると思うのですが、どうでした?
村井あまり意識してはいませんが、「ブレストを積極的にやってほしい」と言われたことはあります。

アイデアを出してもらうことが目的のブレストなので、まず「否定をしない」ということが前提です。
上司を含め、技術部の部員全員に集まってもらい、最初にこうした趣旨を説明してブレストを行うと、本当に色々なアイデアやアドバイスがたくさん出てきます。

タイム技研は、それができる会社だと思いますね。
村井善昌

エンジニアにとって、「失敗」は恐れるものではない


――村井さん自身が、「ものづくり」をする上で大切にしていることはなんですか?
村井失敗を恐れないことです。
もちろん、失敗をしないように考えるし、努力もしますよ。でも失敗を過度に恐れてしまうと、新しい技術が出てこないと思います。

これは、私が尊敬している前職の上司にかつて言われたのですが、「転んでみてわかるものもある。村井君の姿勢は、そういう姿勢だ」と。
私は今でもこの言葉を胸に、ものづくりを続けているつもりです。
……まあ、最初の頃は泣きながら仕事していましたけど。精神的にも鍛えられた時代でした(笑)。
――確かに、エンジニアにとって「失敗」をどうとらえるかは大切ですね。
村井この仕事において、イレギュラーは絶対に起きることなので。
どんなにトライ&エラーを繰り返して完璧だと思っていても、製品トラブルが絶対に起きないという保証はありません。
だからこそ、日頃から「失敗」も学んでおかないといけないな、と。

トラブルが起きてしまったとき、どうカバーするかという能力も重要で、次にどう動けばいいのか、どう対処するかも、エンジニアに求められる一つのスキルだと思います。

社内のカルチャーとして「失敗してはいけない」という空気はないので、私自身もわりと自由にやらせていただいています。
――部署内には後輩もいると思いますが、どのような先輩でありたいですか?
村井ものを教えられる先輩でありたいです。
私の今の上司が、人に物ごとを教えるのがすごく上手なんですよ!
けっして手取り足取りというわけでなく、まずやり方を見せて、なぜそうなるのかという理屈を教え、あとはやり方を模索して自分のものにしてもらう。

私も相談しますし、色々な考え方をもたらしてくれる上司で尊敬しています。
――働きやすい職場にするために、日頃から実践していることはなんですか?
村井基本的なことですけど、整理整頓でしょうか。
週に1回、部員全員で30分ほど集中して、仕事場の周辺を掃除しています。

特に工具やパーツなどは、いつもの場所に置かれていないと「〇〇はどこにいった?」と探すことで手が止まりますよね。これを何回も繰り返していると、大きなロスになっていきます。

あるべき場所に、あるべきものが置いてある。
これがストレスなく働くための一つの要因ではないかと。
「〇〇さんの机にあった!」なんていうトラブルも回避できますし(笑)。
――最後に、今後の目標を聞かせてください。
村井ガスバルブは日頃は見えない部分で活躍する製品ですが、誰が見ても美しいと思ってもらえるよう、デザインセンスを磨いていきたいです。

また、ジャンルにとらわれることなく、タイム技研の主力となる製品を生み出していきたいです。
まだ数が少ないので、どんどん増やしていくためにも、研究やスキルアップに向けて努力していくつもりです!
村井善昌
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